私たちは、莫大な予算をつぎ込み、不透明な経緯で計画を推し進めようとする「大川の駅」建設計画に反対しています。
私たちは、「大川の駅」建設に反対しています。
皆様は、「大川の駅構想」をご存じでしょうか。
2023年に策定された、大川市に大規模経済圏域を作ることを目的とした計画です。
産業・観光振興拠点を整備、民間事業誘致施策なども行うことで、地域に賑わいを創出することを目的としています。
確かに地域経済を刺激し、大川の経済的発展を促すためには、何らかの施策が必要です。
また大川が、周辺地域に対しての存在感や立ち位置を確立すること自体も、とても重要だと考えています。
実際私たちもこの構想を最初に聞いた時、これが大川が発展するための助けになればと願ったものです。
しかしその詳細が伝わってくるにつれ、この構想には致命的な問題をいくつか抱えていることに気付きました。
8月27日 大川の駅反対決起大会 活動ご報告
8月27日(火)に、大川市文化センター大ホールにおきまして開催いたしました、「大川の駅 反対決起大会」。
我々の予想を超える多くの市民の皆様にお集まり頂きまして、誠にありがとうございました。
皆様方にご協力頂いていましたこの活動について、進捗のご報告と、これからの事などをお伝えいたしました。
その内容をここでもご共有いたします。
まずは代表土井より、お集まり頂きました皆様方へのお礼と、この会が発足したきっかけをお伝えしました。
また報道にもありましたが、大川市役所にて署名を提出した際の顛末、今が私たちが一致団結しなければならないのだというメッセージをお届けいたしました。
内藤市議からは、この大川の駅計画のどこがどのようにおかしいのか?について、詳細をご説明しました。
巨額な費用が使われようとしているにもかかわらず、あまりにも計画が薄すぎる、行き当たりばったりなものであることが、お分かり頂けたかと思います。
決起会の中でお伝えしました、私たちが「大川の駅建設計画」に反対する理由です。スライド動画でご説明します。
こちらはRKB毎日放送NEWSで報道されました、大川の駅建設計画のニュースです。併せてご覧ください。
問題1:大きく膨れ上がる建設費
当初は73.8億円だった建設計画。
その時点でも信じられない巨額の予算でしたが、時が経つにつれ89億円に膨れ上がっています。
89億円というのが、今の大川市にとっていかに大きな金額か、お分かりでしょうか。
大川市の一年間の税収は約36億円ですので、89億円はなんと、大川市の約2年半分もの税収にあたるのです。
そしてこの費用を負担するのは、言うまでもなく私たち大川市民です。
しかも近年は建設費が年々高騰し続けています。
建設計画が進むにつれ、もっと高くなっても何の不思議もありません。
他の自治体での事例と比較する事でも、この建設費が明らかにおかしい事が分かります。
例えば、人口57万人の東京都八王子市では、約8.9億円でした。
大きくお金をかけた例としては、人口4.9万人の熊本県荒尾市がありますが、それでも48億円でした。
人口3.1万人の大川市において89億円の事業費というのは、全国的な相場からも明らかに突出していると言わざるを得ません。
問題2:不安が残る立地選定
災害時の危険性
この計画において選定された立地は、筑後川の三角州に位置する大野島地域です。
ここは有明海にほど近い川沿いのエリアですので、地震時には津波などによる海面上昇の影響を強く受けてしまう事が心配されます。
実際、福岡県の高潮ハザードマップ上では、5m~10mの浸水が想定されるエリアに指定されています。

この問題については、盛り土によって防ぐと市長から説明がありました。
しかし5m以上の盛り土をわざわざしてまで、この地域を選定する必要があるのでしょうか。
この施設は災害時の避難所としても使いたいとも、市長から説明がありましたが、高潮時に不安な場所に避難所を、しかも巨額の費用を使って建てる事に合理性は無いと言わざるを得ません。
軟弱な地盤

またここは、地盤が弱い事でも知られています。
この画像は国土地理院の「福岡県液状化危険度分布図」からの引用です。
ご覧の通り、地震発生時に液状化する可能性が「高い」のエリアに指定されています。
近隣の同じような地盤の土地では、メーカーの工場が2年で撤退するなどもしており、地盤の弱さについては議論の余地がありません。
実際すでに道の駅に先行して、地盤を固める工事が進められています。
そしてその地盤工事にも約3.2億のお金がかかるとされていて、一体なぜこの土地が選定されたのか、疑問は大きくなるばかりです。
不透明な選定プロセス
なぜこのような土地を選定されたのかを知るため、私たちは大川市に対して情報公開請求を行いました。
ところが大川市の回答は「議事録が存在しない」というものでした。
こんな巨額な建設計画において、用地選定の議事録が存在しないなんてことがあるのでしょうか。
誰がこの用地を候補に挙げ、他にどんな用地と比較検討されたのかなど、選定プロセスが全く分からないのです。
闇の中で話が決められているのではないか?有権者からそう疑われても無理のない話です。
反対運動と署名活動
これらの問題が浮上し、この計画には多くの大川市民の間で反対の声が上がりました。
各地で反対運動が起き、市民グループ「大川市の将来を考える会」が作られ、署名活動も行われました。
筋の通らない、署名の取り扱い
この署名は、筆数としては6,500ほどありました。
しかしこの署名を市役所に提出したところ、受け取りが拒否され、預かりという形になりました。
その理由として、(筆跡鑑定まではしていないものの)同じ人と思われる複数の署名が見受けられた事、また住所などの記載不備も見られた事を挙げられました。

しかしこの署名の内容についてその後大川市議会で、この建設を強く推進する議員が取り上げ、この署名の不備について言及したのです。
受け取りが拒否され預かりとなった署名を、どうして議会で取り上げるのでしょうか。
議会で取り上げるのであれば、市が正式に受け取ってからにするのが、筋ではないでしょうか。
建設推進する立場にとって都合の良い、偏った扱いばかりが目立ちます。
ずさんすぎる個人情報の管理
それだけではありません。
なんと署名した人に、「なぜ署名したのか」といった内容の電話がかかってきたのです。
こんな恐ろしい事があって良いのでしょうか。
まだ預かり扱いである署名を自由に閲覧し、誰が署名したかという情報にアクセスできるばかりでなく、あろうことか電話までかかってきた人がいるのです。
推進や反対、意見はそれぞれあって良いと思いますが、あまりにも信じられない個人情報の扱いに、私たちは大川市政が根本からおかしな事になっていると、強い危機感を持っています。
建設計画を見直すには
私たちはこの建設計画を、中止も含めて見直すべきだと考えていますが、市長や市はこのまま進めようとしています。
大きな課題が山積みであるこの計画を、強引とも言える方法で進めようとする現在の大川市政には、不信感が募るばかりです。
この計画を止めるため、大川市民が一丸となって力を合わせて行きましょう。